Boschのカメラがビーバーの生態撮影に使用

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Boschのカメラがビーバーの生態撮影に使用

過酷な環境下でも撮影に耐えるBoschカメラ

オランダ・アムステルダムのEMS FILSMのプロデューサーによって2015年9月に公開された「Holland ? Natuur in de Delta」というドキュメンタリーフィルムの撮影に、Boschのカメラが使用されました。現地の状況は決して撮影に適したものではありませんでしたが、ボッシュセキュリティシステムズの現地スタッフが撮影に協力、最適な撮影ソリューションを提供しました。

「Holland ? Natuur in de Delta」は「De Nieuwe Wildernis」(邦題:『あたらしい野生の地 リワイルディング』2013年)のプロデューサーを努めた氏の二つ目のドキュメンタリー作品です。一つめの作品は、2013年には700,000人の観客動員、2014年には「golden calf」というアワードを受賞し、「Public’s Choice Award」のオランダ作品として選出されました。オランダの自然保護区を舞台としたこの作品は、ビーバー他、そこに住む動物たちの様子を捉えています。ビーバーはデルタ地帯の南側に位置するビースボス国立公園から北海に注ぐ河口にかけて、様々場所に生息し、ビーバーやその他生物たちの生態がクルーにより撮影されました。撮影は困難を極め、時には一つの撮影場所で何ヶ月も撮影をしなければならなかったそうです。

ビーバーの撮影においては、より少ない人数で撮影に入る必要がありました。EMS FILMSのプロデューサーIgnas van Schaick氏はこう語っています。「ビーバーの撮影は本当に大変でした。彼らは夜行性で内気なところがあるからです。Boschのカメラは夜間撮影に向いていたのでこれを撮影に使うことにしました。DINION IP Starlight 8000 MPカメラ3台と専用のモバイルスタジオを準備し、木々の合間にもインテリジェントIRイルミネーターを設置しました。BoschのスタッフはBoschのカメラでどんなことができるのかを説明してくれ、とても感銘を受けました。そして撮影の成果は大変素晴らしいものになりました。設置したカメラは、動物達が怖がってしまうため動かすことができなかったにもかかわらず、すべてのシーンを撮影することができました。撮影後にズームショットを使うこともできました。20x8のスクリーンでしたが、映像はとても高品質でした。」

動体検知機能付きのコンパクトなカメラも使用されました。カメラが捕らえる画面の中で、草や水が動いた時は撮影を開始せず、ビーバーが現れたときにだけ設定したパラメーターに従って撮影をするのです。これにはIVA(インテリジェント映像解析)が大変役に立ちました。

撮影には最大5MPまで高解像度カメラが使用されました。映像は16:9画面で2992x1680ピクセル、30フレームレートで撮影されました。大画面でのズームにも耐えられるこの画質は、高機能なセンサーテクノロジーと革新的なノイズ除去技術により、5MPでカラー時0.0121 lux、1080pの場合で 0.00825 lux まで対応しています。BoschのDINION IP Starlight 8000 MPカメラに備えられたこれらの性能により、他のカメラの場合グレースケールになってしまったり、暗すぎて撮影不能になってしまうような場合でも撮影を継続することができました。フロントとバックの光量差が大きすぎる場合でも、インテリジェント自動露出がフィルターをかけることで鮮明な画像が得られます。インテリジェント自動露出は自動的に最適な露出を調整し、撮影対象を最適な状態で撮影することができます。

機器は木々の間に設置したため、電力消費を極力抑える必要がありました。Boschのカメラは電力の消費効率が良いため、わずか9ワットのみを必要とします。カメラに挿入しているSDカードを稼動させなければならない状況となった場合でも最低電力消費のみで対応します。starlightテクノロジーによりわずか0.0121 lux の環境でもノイズのない鮮明な画像が得られ、またIRイルミネーターも最小電力消費で済むため、一回の充電で一晩中の撮影にも耐えました。

EMS FILMSはBoschのカメラを使用し、アムステルダムのような大都市に住む生物達をテーマにした次のプロジェクト「De Wilde Stad」の撮影に取り掛かっています。